自分との人間関係

人間関係がなかなかうまくいかず、何とか改善しようとしたけれど、やっぱりなにかとうまくいかない。相手に気を使い、良くしてあげようとしているけれど、結局、誰からも良い反応は返ってこない。

誰しもこのような状況に落ちいったことはあるものです。

このようなとき、私たちは、相手に対してどうしたらいいのか、どうすればコミュニケーションをうまく図れるのか、と外側の人間関係をうまくいくように努力しようとします。しかし、こういうときは、外側の人間関係よりも、内側の自分自身との関係を見つめ直してみると、以外とうまくいくものです。

考えてみると、我々は自分自身との関係が上手くいっているときほど、周囲との人間関係も上手くいっていることが多いものです。内側にいるもうひとりの自分に対して、上手くコミュニケーションが図れているときほど、物事が上手く進みます。

内側のもう一人の自分が、「喜んで」「生き生きとして」「自信に満ちあふれている」のであれば、外側の人間関係も良くなっていくのです。

一方、内側の自分が「自信がない」「私なんて価値がない」「どうせ何をやってもうまく行かない」などと思っているときは、外側の人間関係においても同じ現象が起こって来ます。内側の自分が思っているように、外側において反応が返ってくるからです。

内側の自分が「私なんか価値がない」と思っていると、相手から価値がない人間のように扱われます。また、内側の自分が「何をやってもうまくいかない」と思っていると、人からいいものが返って来ず、人間関係もうまくいかなくなります。内側の自分が投影している世界が現実として現れて来るのです。

ですから、人間関係が上手くいってないと思ったときは、内側に目を向けてみて、内側の自分を整えてあげてみて下さい。内側の自分が整えられ、自分との人間関係がうまくようになったときには、周囲との人間関係においても良いものが現れてくることと思います。

 

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