資格取得・受験合格

潜在意識に働きかける勉強とは?

受験で合格するには、ある程度、時間をかけて勉強しなければならないことはみなさんも分かっていると思います。しかし、「やる気がしない」「集中できない」といった理由により勉強がはかどらない人も多いのではないのでしょうか。他人からすると「意志が弱い」し、「やる気が見られない」と捉えられてしまいますが、本人からすれば、努力はしているし、頑張ろうという気持ちがないわけではありません。本当のところ、どうしてよいのか分かりません。

しかし、このときの心の中を見てみると、もう一人の自分が「いやだ」「やりたくない」「やっても無駄だ」などの勉強から遠ざけようとする声を発していることが分かります。このもう一人の自分のことを潜在意識といい、潜在意識とうまくつき合っていくことこそ合格への鍵となるのです。頭の中でいくら頑張ろうと思っていても、この潜在意識が「やりたくない」と言うと、勉強することにブレーキがかかってしまいます。反対に、潜在意識が頭の中の「やる気」と同じ方向に向いていれば、自然と勉強するようにアクセルがかかっていきます。そして、勉強の成果もどんどん上がっていきます。このように、勉強において潜在意識をうまく活用することができれば、無理せずに自然と勉強でき、受験に打ち勝つことができるようになります。

では、どのようにすれば潜在意識をうまく活用することができるのでしょうか?

最初の一歩をゆっくりとやる

潜在意識の性質として「現状を維持しようとする」というものがあります。どういうことかというと、いきなり急激な変化を与えようとすると、潜在意識は危険を感じてその分だけ元に戻そうとするのです。すなわち、いきなり勉強量を増やそうとしても、潜在意識がブレーキをかけ、あなたが勉強しようとするのを止めにかかります。

ですから、初めは焦らず少しの量を、ゆっくり時間をかけてやります。何でも良いから、勉強の一部分をありえないくらい丁寧に時間をかけてやります。

ポイントは、ほんの小さな一部分で良いので、その部分に集中することです。潜在意識がやる気をなくさないように、最初の一歩に十分な時間をかけてゆっくりやるのです。続けていくうちに、潜在意識は勉強することに対して安全だということを認識し、勉強する自分というのに慣れていきます。そして、いつの間にか勉強するのが当たり前の状態になり、勉強への意欲も出てくるようになります。最初、勢いがつくまではなかなか前に進んでいきませんが、ある程度勢いがつけば慣性の法則により勉強量も加速度的に増えていきます。したがって、勉強する習慣がついてきたら、あとは、勉強量を増やして潜在意識に加速をつけさせていけば良いのです。一度、勉強が加速すると、潜在意識は現状を維持しようとするため、今度は勉強をやり続けるようになります。

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繰り返し行って習慣を強化する

勉強をやる際に頭に入れておくと良い、潜在意識のもう一つの性質があります。潜在意識は単純な繰り返しに弱いということです。潜在意識は頻繁に繰り返している情報や事柄を重要だと思うのです。ですから、一週間に一日で3時間勉強するよりも、毎日15分勉強した方が、潜在意識はその行為を重要だと思い込み勉強の効率も上がります。

まずは、どんな内容でも良いので、毎日行う時間を決めて勉強をやり続けることです。潜在意識に勉強するのが「当たり前」と認識されるまでやり続けるのです。一旦、「当たり前の行為」であると認識されれば潜在意識は現状を維持しようとするため、嫌でも勉強をやり続けるようになるためです。

また、潜在意識は感情に強く結びつくといった性質があります。たとえば、サッカーが好きな人がいるとします。この人が、サッカーを好きになったのにはもちろん理由があります。それは、サッカーで点を決めたときの喜びや仲間に褒められたときの嬉しさなど、サッカーに対してプラスの感情が結びついてサッカーが好きになったのです。サッカーをやると潜在意識にプラスの感情が湧いてくるためサッカーをやりたくて仕方がないのです。

勉強においても同様であり、テストでいい点数を取って褒められたりするとします。すると、勉強に対してプラスの感情が結びつくため、潜在意識はその感情を感じるために勉強をやり続けようとします。そして、勉強をやればやる程、勉強をやるという行動が強化されて、もっと勉強がやりたくなります。

脳科学的な視点で見ても、プラスの感情を感じるとき、脳内にはドーパミンという物質が分泌されます。その結果、勉強をするという行動が強化され、自然と勉強をやるようになります。

このように、勉強するという行為にプラスの感情を繰り返し結びつけていけば、「勉強する」→「プラスの感情がわく」→「もっと勉強する」といった強化学習のサイクルが回り始め、どんどん勉強をやるようになります。潜在意識がこのサイクルを維持しようとするので、あとは勝手にサイクルが回っていって勉強が習慣化されていくのです。

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リラックスで学習効率を上げる

いくら机に向かっていても勉強に集中できない、勉強していたことが頭に入らない、このような状況には誰しも直面したことがあると思います。テキストに集中しようとしても、気が散って、ちっとも前に進んでいきません。このように、勉強がはかどらないときは、コンディションが整っていないことが多く、学習効果を高めるためには、学習に適したコンディション造りから始める必要があります。その中で一番の基本となるのが、リラックスした状態を造るということです。短時間の勉強で、楽々と合格している人は、リラックスした状態で、自分の能力を最大限に引き出しています。

ここで、勉強に適した状態とは、適度にリラックスし、集中力が高まっている状態です。リラックスしているなかにも、適度な緊張をもって集中できている状態です。一つの目安として脳波がアルファ波の状態のときが挙げられ、特に8〜13Hzの脳波状態のときに集中力が高まっているといわれています。このとき、頭の中は冴えて、集中力も高まり、さらには、記憶力や思考力も高まります。心も落ち着いていて、全体的にパフォーマンスも向上します。特に、リラックスと集中のバランスがうまく取れているときには、他のところに意識が向かわず、勉強だけに没頭しきっている状態になります。学習効率は、緊張やストレスにさらされているβ波の脳波状態のときと比べるまでもありません。

みなさんも、プロのアスリート選手が、試合に臨む前に音楽等を聞いて意識を集中させているのを見たことがあると思います。このとき、リラックス効果のある音楽を脳に入力することで、意識的に脳をアルファ波の状態にし、高い集中状態を得ようとしているのです。例えば、プロ野球のイチロー選手は、バッターボックスにおいて意識的にアルファ波状態を造り出しています。毎回同じ動作を繰り返して、条件反射的にアルファ波状態に落とし込んでいるのです。あれだけの成績は、高い集中状態でのプレイに裏付けされているといえます。

脳波をアルファ波にし、高い集中状態で勉強を続けることが出来れば、学習効率が向上し、おのずと結果は出てくるのです。

アルファ波を出すための簡単な方法として「呼吸法」があります。下記の順番で呼吸法を行ってみて下さい。

  • 腹式呼吸でお腹がへこむまで息を吐き出す。
  • お腹が膨らむまでゆっくりと鼻から息を吸う。
  • お腹が膨らんだら10秒間息を止める。
  • ゆっくりと息を吐き出す。

目を閉じながら呼吸法を行うとよりアルファ波が出やすくなります。閉眼時には脳波がベータ波からアルファ波に移行していくためです。他では、リラクゼーション音楽を聴くことや自律訓練法を行うことも、アルファ波の状態に移行させるために効果的です。line

メンタルブロックを取り除く

受験などで長年勉強をしていると、知らぬ間に自分の中で事実とかけ離れた大きな心の壁を作っていることがあります。その壁は、人によって様々ですが、たとえば、「私は頭が良くない」「私は数学が苦手だ」「僕は長時間勉強できない」「合格するのは絶対に無理だ」など、これまで過去に感じたことや実際の経験から、それが「既成事実」のようになってしまい、行動を起こすときに障壁となってしまうことがあります。このような心理的障壁のことをメンタルブロックといいます。

メンタルブロックが存在すると、自分で自分に規制をかけてしまって、その対象がとてつもなく大きなことのように思えてしまいます。そのため、目的に向かって取り組もうとしても、抵抗感を感じ自分の力が発揮できなくなってしまいます。すなわち、自分の潜在意識が無意識的にブレーキをかけて自分自身で出来なくさせてしまっているのです。本当は大したことではないのに、いつの間にか自分自身で大きな障壁を作ってしまい、やる前から放棄してしまいます。

たとえば、テストで100点を取ることに対してメンタルブロックを持っているとします。90点は取ったことがあっても100点をなかなか取れないうちは、たった10点の差なのに100点を取ることがとてつもなく大きなことのように思えてしまいます。しかし、一回、100点を取ってしまえば、「頑張れば100点は取れるんだな」という思い込みが生まれ、実際に100点が取れるようになります。この思い込みが生まれた時に、メンタルブロックは外れ、100点を取ることに対する自分の中の障壁が消え去ったのです。それと同時に、現実でも不思議と100点が取れるようになっていくのです。

「出来ない」「どうせ無理だ」「やっても無駄だ」などの勉強に対する否定的な考えが湧いてきたときは、それは単なる自分の中の固定観念ではないか疑ってみてください。「本当に出来ないのか?」「無理なのか?」「誰がそのように決めたのか?」「自分自身で決めていないか?」と質問してみてください。次第に、それらの障壁は自分自身で勝手に決めていたものであることであると気づくはずです。そして、自分で決めたことであると実感できれば、その障壁は小さくなっていき、メンタルブロックも次第に取り除かれていきます。

波動セラピーを用いた加速学習とは?

学習効率を上げるためには潜在意識の力をうまく活用して勉強を行う必要があります。勉強をしようとしても、潜在意識がそれに対してブレーキをかけていたのでは、学習効率は逆に下がってしまいます。

当サロンでは、波動機器を用いて、あなたの学習意欲を阻害している潜在意識の中にある信念を特定し、学習を後押しするものに書き換えていきます。これにより、潜在意識があなたの学習に対するベクトルと同じ方向を向くようになり、学習効率が一段と加速するようになります。また、波動調整によりエネルギーバランスが整うようになると、リラックスした状態が続くようになり、勉強に対するストレスが軽減されていきます。また、高い集中状態も維持されるようになり、記憶力や思考力も向上していきます。その結果、学習効率が大幅に改善し、自然と学力がアップする方向に導かれていきます。

注意
▪️波動セラピーは医療行為ではありません。また、感覚には個人差があります。

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